- マンション管理士は独学でも合格できるのだろうか…
- マンション管理士の効率的な勉強方法が知りたい
- マンション管理士の勉強をしてみたけれど難しすぎる…
マンション管理士合格を目指す方の中には、このような思いを持っている方もいるのではないでしょうか。
この記事では、マンション管理士の難易度や試験内容、独学をするときのポイントや、効率的な勉強方法について解説していきます。
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マンション管理士とは?
マンション管理士とは、マンション管理士の国家資格に合格・登録し、マンションを適切に管理するプロのことです。
マンション管理組合や住民からの相談に応じ、マンションで発生するトラブルを解決するサポートをします。
また専門的な知識を持ってマンションの修繕についての企画運営や見直しなどコンサルティングをすることも、マンション管理士の仕事です。
マンション管理士に独学で合格するのは難しい?
マンション管理士になるためには、国家試験であるマンション管理士試験に合格しなければいけません。
マンション管理士試験に独学で合格することは不可能ではありませんが、難しいことは事実です。
マンション管理士の難易度
マンション管理士試験は例年、合格率が7〜9%で難易度の高い試験となります。
受験資格は必要なく年齢や実務経験の有無は問われないため、どなたでも受験することは可能です。
マンション管理士に合格するための勉強時間
マンション管理士に合格するために必要な勉強時間の目安は300〜600時間ほどです。
毎日1日2時間勉強するとしたら、5ヶ月〜10ヶ月ほど必要です。
不動産関連の知識が元からあるかどうかや勉強方法によって、必要な勉強時間は変わります。
独学に向いているのは宅建など関連資格取得者
宅地建物取引士などの不動産関連の資格を持っている人や不動産関連業に従事している人は、不動産関連の知識を持っているため独学でも勉強を進めやすいでしょう。
逆に、まったく不動産関連の知識がない状態から独学で勉強してマンション管理士の合格を目指すのは簡単ではありません。
不動産関連の知識は言い回しがわかりにくいことが多く、必要な試験範囲の内容を理解するのに時間がかかってしまいます。
マンション管理士の試験内容
マンション管理士の試験内容は、「法令」、「会計・管理実務」、「マンションの建物及び附属施設の構造及び設備」、「マンションの管理の適正化の推進に関する法律」の4つに分けられます。
設問数は全体で50問で配点は1問1点になります。合格基準点は年により変動しますが、35〜38点ほどの場合が多いです。
学習の目標としては、8割である40点を目指していれば安心でしょう。
法令
法令は、「マンションの管理に関する法令及び実務」に関する内容です。
試験で出題されるのは20問程度と、試験分類の中でもっとも割合が大きく、1番重要な分野です。
問題集を繰り返し解いて内容を理解し、得点源にできるよう勉強しましょう。
会計・管理実務
会計・管理実務とは、「管理組合の運営を円滑化」に関する内容です。
問題数は5問程度で、出題数は比較的少ない部分です。
全体的に難問が多い傾向にあるため、過去問を解きながら慣れるようにしましょう。
他の科目で全問正解を狙うレベルの自信がある場合には、捨ててしまうのも一つの手ですが、合格後に困るため最後の手段です。
マンションの建物及び附属施設の構造及び設備
マンションの設備、維持保全などに関する内容です。
毎年12〜15問程度出題される科目で、出題範囲が広く専門的な知識が必要な内容が多いため、頻出する問題を確実に取れるように勉強することがおすすめです。
時間をかけて反復することで知識を身に付けましょう。
マンションの管理の適正化の推進に関する法律
「マンションの管理の適正化の推進に関する法律」という、マンションを管理する人が守るべきルールを定めたものに関する内容です。
約5問出題されます。頻出テーマが決まっており、全問正解を目指して勉強したい分野になります。
独学でマンション管理士の勉強をする方法は?
独学でマンション管理士に合格するためには、どのように勉強を進めれば良いのでしょうか。
ポイントを紹介していきます。
テキストの選び方
テキストを選ぶときは、以下の2点を重視して選びましょう。
- 法改正などに対応している最新版のテキストかどうか
- 自分にとって内容が読みやすく使いやすいかどうか
法改正により内容が変わっても対応できるよう、最新のテキストを必ず使用しましょう。
また、テキストは何度も読み込んだり、わからない内容を調べたりするために使うので、読みやすさや索引などの使いやすさも重要なポイントです。
効率の良い勉強方法
まずはテキストを読んで内容を理解しましょう。
1度目から完璧に理解しようとするのではなく、わからないところは深追いせずに飛ばしながらざっと読み進めた後、読み返しながら理解を深めていくことをおすすめします。
ある程度テキストの内容を理解できたら、問題集や過去問に挑戦です。
わからなかった問題や間違った問題は解説やテキストを読んで理解しましょう。
5回〜10回ほど繰り返し問題集や過去問を解き、テキストで理解を深めることで必要な知識を習得できます。
独学で勉強するときの注意点
マンション管理士は、スケジュールをきちんと立てコツコツと勉強を積み重ねなければ合格できない試験です。
また、独学ではわからない問題が出てきた時に自分で解決しなければならないため、学習に時間がかかり挫折しやすい傾向があります。
仕事や家事などの忙しい中でもまとまった時間を確保し、モチベーションを保ちながら勉強できるようにしましょう。
マンション管理士の勉強が難しいと感じたら
「マンション管理士の勉強をしてみたけど、難しすぎてわからない…」と思った方は、宅地建物取引士の勉強を先に進める選択肢があります。
宅地建物取引士も簡単な資格ではありませんが、受講生が多く学習ノウハウが充実しているため比較的学習を進めやすいです。
独学でマンション管理士の勉強に挫折しそうな方は、一度検討してみてください。
独学は厳しいと感じた方におすすめの効率的な勉強方法2選
独学での合格が厳しいと感じた方は、通学講座や通信講座で勉強することをおすすめします。
通学講座や通信講座であれば、講師の丁寧な解説を受けたり質問してわからないところを解決できたりするため、効率的に勉強を進めることができます。
効率的な勉強方法をすれば、マンション管理士と試験範囲が近い管理業務主任者の資格とのダブル合格を狙うことも可能です。
実際、通学講座や通信講座の中には、両方の合格を目指すセット講座も用意されています。
マンション管理士の通学講座
マンション管理士の通学講座は、周りにもさまざまな試験に取り組んでいる学習者がいる集中できる環境で、わからない箇所は講師に質問しながら勉強できます。
最近は通信講座とセットになっているコースも多いです。
通学講座のメリット
- 集中して勉強できる環境がある
- 講師に直接質問できる
通学講座のデメリット
- 受講料が高い
- 教室が近くにないと通うことが難しい
マンション管理士の通信講座
忙しい毎日の合間をぬって効率よく勉強を進めたい方の中で、通学講座の活用が難しい方におすすめなのが、マンション管理士の通信講座です。
スマホで学習できる通信講座を選べば移動時間などでも勉強しやすく、効率よく勉強できます。
通信講座のメリット
- 自宅や移動中など場所や時間を選ばずにスキマ時間でも学習できる
- 通学講座に比べると低予算
- メールなどによる質問サポートがある
通信講座のデメリット
- 独学に比べるとお金がかかる
教室に通って気持ちを切り替えて学びたい方は、少し受講料は上がりますが通信+通学がセットになったコースがいいでしょう。
仕事や家事で忙しい中勉強を進めたい方は、どこでも好きなタイミングで学習でき、わからないところは質問できる通信講座がおすすめです。
まとめ
マンション管理士は独学でも合格することは不可能ではありませんが、合格率が7〜9%と非常に難易度の高い試験であることは十分に理解しておきましょう。
独学でマンション管理士合格を目指す方は、以下の2点を意識して勉強を進める必要があります。
- 勉強時間は毎日1日2時間とするなら5ヶ月〜10ヶ月必要。毎日コツコツ勉強する。
- 問題集や過去問を何度も解き、テキストで復習して理解を深める。
独学ではわからないところを自分で解決しなければいけないなど時間がかかるため、もっと効率良く勉強したいと思う方もいるでしょう。
その場合は、通信講座や通学講座の受講を検討してみてください。
とくに通信講座は、自分の好きな場所、好きなタイミングで、体系立てた学習カリキュラムと質問サポートなどを活用しながら効率良く勉強を進められるため、おすすめです。
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